Webライターだけど文章が書けなさすぎてつらい
書き方に悩んでなかなか先に進まない…
Webライターにとって文章が書けないという悩みは死活問題になります。しかし、文章を書くのに苦手意識を持っている人が多いのもまた事実です。
文章を早く正確に書くためには、書くためのコツを理解する必要があります。
ここでは、Webライターがおちいりやすい書けなくなったときの対処法をライター歴8年目の私が、わかりやすく解説していきます。
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目次
Webライターが書けない状態におちいる3つの理由
Webライターが書けない状態におちいる理由は次のとおりです。
- 十分なリサーチをしないで書き進めてしまう
- 注意力が散漫になってしまう
- 手当たり次第進めてしまう
それぞれ解説していきます。
理由1:十分なリサーチをしないで書き進めてしまう
Webライティングでは、十分なリサーチを行わずに記事を書き進めることが、「書けない」状態におちいる一因です。
リサーチ不足は、内容の精度を損ねるだけでなく、読者の信頼も失いかねません。
書き手が主題について深く理解していないと、文章は表面的になりがちで、読者を引き込む力を欠くことになります。
書き始める前の徹底したリサーチは、質の高いコンテンツを生むための基礎となります。書く前の準備が、結果の質を左右するのです。
理由2:注意力が散漫になってしまう
Webライターが直面するもう一つの問題は、作業中に注意力が散漫になることです。
SNSの通知、メール、家の雑事など、周囲の誘惑に負けてしまうと、集中力が途切れ、作業効率が著しく低下します。
また、多任務(マルチタスキング)は、一見効率的に見えますが、実際には質の高いライティングには不向きです。集中力を維持することが、生産性を高める鍵です。
一つひとつのタスクに集中し、質の高い記事を書き上げましょう。
理由3:手当たり次第に進めてしまう
Webライティングのプロセスにおいて、無計画な作業は生産性を大きく損ないます。
手当たり次第に情報を集め、無目的に文章を繋げていくことは、結果的にまとまりのない記事を生むことになります。
記事の構成を計画し、目的意識を持って情報を選定することが大切です。無計画は時間の浪費であり、焦点の定まらないコンテンツを生み出す原因になります。
計画性をもって取り組むことで、クオリティの高い記事が書けるようになります。
計画性は、書けない状態を避けるためにも必要なスキルです。
Webライターがおちいる書けないを解決する5つの方法
ベテランのWebライターでも、書けない状態になることはよくあります。
ここでは、「書けない……」を解決する方法を紹介します。
- とにかく集中する
- 素材を十分に集める
- 構造化する
- きれいに書こうとしない
- 長文は短い文章の塊と考える
方法1:とにかく集中する
何事も集中すれば、それなりに生産性は上がります。
そのためにはWebライターとして、文章を書くことに集中できる環境を整えましょう。作業部屋や机、デスクトップを整理整頓して、雑念が生まれない環境を作るのがまず大切です。
また、PCを起動したら各種SNSを確認してしまうなんてことがないようにしましょう。
人間そんなに集中力が続かないので、ポモドーロタイマーで25分集中したら、5分休憩のサイクルを繰り返してメリハリをつけるのも有効です。
とにかく目の前の仕事に集中するようにしましょう。
方法2:素材を十分に集める
こちらの書籍で紹介されていましたが、文章を書くためには必要な素材を集めることが大切です。
文章が書けない要因として、読み手に伝えるための素材集めを怠っていることが多いと言えます。記事の内容によっては文章となる素材集めが重要となりますので、ここを怠るといつまでたっても文章が書けない…なんてことになりかねません。
素材集めのポイントとしては、「自分の経験」「関連するキーワードで検索」「Q&Aサイトで質問」「競合サイトの分析」などを行い必要となる素材を集めます。
この、素材集めを十分にやる・やらないで後々のパフォーマンスが変わってきます。
素材を集めないで書き始める人もいますが、あまりおすすめできません。わからないことがあったらその度に調べることになるので無駄な労力を要します。
それなら最初に素材を十分に集めた上で書き始めたほうが遥かに効率的です。素材を集めないで文章を書ける人は、その分野に精通しているからです。
方法3:構造化する
文章というか構成の話になるのですが、文章を書く上で構成がしっかりしていないと、ちぐはぐな内容になってしまいます。
頭の中の考えを明確化するには、ピラミッド理論という考え方が有効です。伝えるべきことは事前にピラミッド型にすることで、全体が見下ろせてくるので、それぞれ書くべきことが明確になります。
また、Q&A(質疑応答)の対話形式で答えの理由付けを行うことで、読者の興味を引きやすくなる文章が書けるようになります。
ピラミッド理論については以下の書籍で詳しく解説しています。
この書籍は結構分厚くて読み応えがありますが、物書きとして、ぜひ一読しておくことをおすすめします。
ピラミッド理論、トップダウン・アプローチを知っている、知っていないで今後のライターとしてのキャリアに大きく影響していくのではないかと思えるくらい重要なことが書いてあります。
以前ブログでも紹介しましたが「考える技術・書く技術」は文章を書く上で必要な構造化について、わかりやすく解説しています。
全ライター必読の書です!
分厚い本ですが、時間のある方はぜひ!https://t.co/bQUBVfSoBO pic.twitter.com/09hwPqOgXY
— フリカツ@フリーランスWEBライター&エンジニア (@taka_taka_59) August 26, 2019
方法4:きれいに書こうとしない
文章をきれいに、うまく書こうとすると、神経質になって書くのが遅くなる原因となります。
文章をうまく書けないことによるストレスから、書く事自体が嫌になっていまう……。なんてことにもなりかねません。
下手に文章にこだわるよりは、ユーザーファーストの視点で文章を書いたほうが良いと考えます。
私はライター歴8年目ですが、いまだに文章の基本を忘れてしまうことがあったり、実はわかってなかったり……。
最近ではとにかくわかりやすく書くことを心がけていますが、それでもなんとかなっています。
方法5:長文は短い文章の塊と考える
長文を書くのが苦手な人がいますが、長文は短い文章の塊です。
文章を1つのプロジェクトとみなし、各見出しや章を1つのタスクと考えることで、心理的負担を減らすことができます。
文章の構成がしっかりと決まっていれば、律儀に最初から書き始める必要はありません。
書きやすそうな見出しから書き始めて、軌道に乗ることができれば、一気に生産性を上げることができます。
とにかく手を動かすことが大切です。
そもそも文章が書くのが苦痛な場合
ライティングに限った話ではありませんが、何事も向き・不向きがあります。
文章が書くのが苦痛な場合は本当にライティングが向いているのか、今一度考えたほうが良いでしょう。文章が書けなさすぎて悩みすぎるとノイローゼになってしまうこともあり得ます。
書く内容が興味なくてつらい場合は、他の分野にチャレンジしてみたり、興味を持てるよう努力する必要があります。
そもそも文章を書くのが苦痛な場合は、他の道を探すか、文章力を磨くための努力をしてみましょう。
もし、在宅でできるからWebライターになったのなら、他の在宅でできる仕事を探してみるのも良いです。
まとめ
ここではWebライターとして、文章を書けるようになるにはどうすれば良いか?ということを自身の経験からお伝えしていきました。
文章を書くスピードは人それぞれですが、文章を書くための基本的なことを身につけるだけで、書く速さが上昇します。
ぜひここで紹介したことを実践してWebライターの実績を上げていきましょう。
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