ワークスペース・在宅環境の最適化

40代の自宅ワークスペースDIY術|家族の気配を程よく遮る作り方

40代の自宅ワークスペースDIY術|家族の気配を程よく遮る作り方

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「40代の自宅ワークスペースDIYって、実際どこまでできるの?」
「家族の気配を完全に遮断せず、程よく区切りたい!」

リビングの一角で仕事をしていると、家族の生活音や視線が気になって集中できない、そう感じている40代の方は少なくありません。

とはいえ、個室にしてしまうと今度は家族の様子がまったくわからず、それはそれで落ち着かないという声もよく聞きます。

国土交通省の令和7年度テレワーク人口実態調査によると、雇用型テレワーカーの割合は全国で25.2%とされ、自宅で働く時間そのものはすでに珍しいものではなくなっています。

この記事では、賃貸でも取り入れやすいDIYの間仕切り方法から、防音・吸音アイテムの選び方まで、40代が自宅にワークスペースをDIYでつくる具体的な手順を解説します。

✅ この記事をおすすめできる人

  • リビングや寝室の一角にワークスペースをDIYで作りたい40代の方
  • 家族の気配を完全に遮断せず、程よい距離感を保ちたい方
  • 賃貸でも壁や床を傷つけずに間仕切りをDIYしたい方
  • 防音・吸音グッズの選び方で迷っている方
著者について

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ITエンジニア歴15年以上のミドル世代ライター

・本業:Webディレクター・監修(歴10年)/ITエンジニア(歴15年)
・副業:ブログアフィリエイト(3サイト運営)、有料note・電子書籍の販売
・趣味:ブログ、トレッキング、料理、読書、プチ旅行

40代・50代からのキャリアと生き方を、実体験ベースで発信しています。

ITエンジニア15年
複業ライター
40代・50代のキャリア

40代がリビングの一角に自宅ワークスペースをDIYしたくなる理由

まずは、なぜ今40代の間で自宅ワークスペースのDIYが注目されているのか、その背景から見ていきましょう。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

40代が自宅にワークスペースをDIYしたくなる背景

  • 在宅ワークで集中できない40代特有の悩み
  • 家族の気配を「遮断」ではなく「程よく遮る」がちょうどいい理由

在宅ワークが日常になった40代が抱える「集中できない」悩み

子育てや親の介護と両立しながら働く40代にとって、自宅は職場であると同時に生活の場でもあります。

専用の書斎がある家はまだ少数派で、多くの人がリビングやダイニングの一角、寝室の隅などにノートパソコンを広げて仕事をしています。

そこに家族が出入りしたり、テレビの音が聞こえてきたりすると、オンライン会議の最中に気まずい思いをした経験がある方も多いのではないでしょうか。

特に40代は役職者として会議の進行役を任されることも増え、周囲の音が気になって発言に集中できないという悩みを抱えやすい世代です。

かといって、書斎用に一部屋まるごと確保できる住環境は限られており、現実的な解決策として「今ある空間を仕切る」DIYに関心が向かうのは自然な流れといえます。

実際、ワークスペースを個室化するのではなく、リビングの一角を簡易的に仕切るだけで集中力が大きく変わったという声も少なくありません。

この記事で紹介するDIYの方法は、大掛かりなリフォームをせずに、休日の数時間で取り組めるものばかりです。

家族の気配は「遮断」ではなく「程よく遮る」がちょうどいい理由

ワークスペースをDIYで作ろうとすると、つい「完全に個室化したい」という発想になりがちです。

ですが、40代の家庭の多くは共働きだったり、子どもがまだ在宅時間の長い年齢だったりと、家族との距離が近い暮らし方をしています。

完全に音を遮断してしまうと、子どもの呼びかけや来客のインターホンに気づけず、かえって不便に感じるケースも出てきます。

そのため、この記事で目指すのは「防音室」のような完全遮断ではなく、視線と生活音を軽減しつつ、必要な気配は伝わる状態です。

ポイント

  • 視線をやわらげる仕切りと、音を軽減する仕切りは分けて考える
  • 完全防音ではなく「反響を抑える」吸音を優先する
  • 家族を呼べる範囲の開放感を残しておく

この「程よさ」を実現する仕切り方には、いくつかの選択肢があります。

次の章では、代表的な3つの方法を比較しながら、自分の住環境に合う選び方を見ていきましょう。

40代の自宅ワークスペースDIYで選ぶべき仕切り方の種類

自宅の一角を仕切る方法は、大きくパーテーション・カーテン類・造作DIYの3つに分かれます。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

代表的な3つの仕切り方法

  • パーテーションで区切る場合の特徴と向き不向き
  • カーテン・ロールスクリーンで区切る場合の特徴と向き不向き
  • ラブリコ・ディアウォールで造作間仕切りをDIYする場合の特徴

パーテーションで区切る場合の特徴と向き不向き

パーテーションは、床に置くだけで設置できる手軽さが最大の魅力です。

工具を使わずに数分で設置でき、模様替えのたびに位置を変えられる自由度の高さも40代の忙しい生活には向いています。

視線を遮る効果は高いものの、床から天井まで塞ぐわけではないため、生活音そのものはある程度通り抜けてしまいます。

ただし、後述する吸音素材を使ったパーテーションを選べば、音の反響を抑える効果もある程度期待できます。

こんな方に向いています

  • 賃貸で壁や床を一切傷つけたくない方
  • 模様替えの頻度が高く、固定した仕切りを避けたい方
  • 視線対策を最優先したい方

カーテン・ロールスクリーンで区切る場合の特徴と向き不向き

天井にカーテンレールやワイヤーを設置し、布で仕切る方法も定番の選択肢です。

遮光・遮音機能のあるカーテンを選べば、視線対策に加えて多少の音の軽減も見込めます。

やわらかい素材のため圧迫感が少なく、開け閉めで開放感と集中モードを簡単に切り替えられるのも利点です。

一方で、天井に金具を取り付ける工程が必要になるため、賃貸の場合は原状回復できる突っ張り式のカーテンレールを選ぶ配慮が欠かせません。

こんな方に向いています

  • 開放感と集中モードを気分で切り替えたい方
  • インテリアの雰囲気を重視したい方
  • パーテーションより多少の遮音性も欲しい方

ラブリコ・ディアウォールで造作間仕切りをDIYする場合の特徴

ラブリコやディアウォールは、2×4材を床と天井の間に突っ張って柱にするDIYパーツです。

釘や金具で壁や床を傷つけないため、賃貸住宅でも比較的安心して取り入れられます。

柱を立てたあとに棚板や有孔ボード、パネルを組み合わせれば、収納付きの間仕切りやミニデスクまで一体で作り込めるのが最大の魅力です。

パーテーションやカーテンに比べると準備する道具や材料は増えますが、その分だけ自分好みの高さ・幅・収納量に調整できる自由度があります。

こんな方に向いています

  • 間仕切りと収納・デスクを一体で作りたい方
  • 休日にある程度まとまった時間を確保できる方
  • 吸音材を組み込んで防音性も高めたい方
仕切り方法 費用目安 防音性 原状回復のしやすさ
パーテーション 5千円〜2万円 低〜中 非常に容易
カーテン・ロールスクリーン 3千円〜1.5万円 容易
ラブリコ・ディアウォール 1.5万円〜3万円 中〜高(吸音材併用時) 容易(穴を開けない)

それぞれに向き不向きがあるため、最後は「どこまで防音性を求めるか」と「模様替えの頻度」で選ぶとよいでしょう。

40代の自宅ワークスペースDIY 仕切り方法の選び方フローチャート

40代の自宅ワークスペースDIYに使うラブリコ・ディアウォールの作り方

ここからは、収納やデスクまで一体で作り込める、ラブリコを使った間仕切りDIYの具体的な手順を紹介します。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

ラブリコを使った間仕切りDIYの手順

  • 【ステップ1】必要な道具と材料を揃える
  • 【ステップ2】柱を立てて棚とデスクを組み立てる
  • 【ステップ3】天板を固定し高さと水平を調整する
  • 賃貸の40代でも安心な原状回復のポイント

【ステップ1】必要な道具と材料を揃える

まず用意したいのが、床と天井の間で突っ張る主役となるアジャスターです。

軽い棚だけを載せるならLABRICO(ラブリコ)2×4アジャスター DXO-1のような最大荷重20kgタイプで十分ですが、デスクや厚みのあるパネルまで一体で支えたい場合はLABRICO(ラブリコ)2×4アジャスター 強力タイプ EXB-1のような最大荷重40kgクラスを選んでおくと安心です。

柱にはホームセンターで手に入る2×4材を使い、天井高より4.5cmほど短くカットしてもらうのが基本です。

木材のカットは購入時に店舗の加工サービスへ依頼すると、仕上がりの精度が安定します。

そのほか、棚板用の1×4材や1×10材、間仕切り面を作るための有孔ボードやパネル材、電動ドライバーとメジャー、水平器も揃えておきましょう。

最低限そろえたい道具・材料

  • 2×4材用アジャスター(荷重に応じてDXO-1/EXB-1タイプ)
  • 2×4材(柱用)、1×4材または1×10材(棚板用)
  • 有孔ボードまたはパネル材(間仕切り面用)
  • 電動ドライバー、メジャー、水平器

【ステップ2】柱を立てて棚とデスクを組み立てる

カットした2×4材の上下にアジャスターを取り付け、設置したい位置に立てて突っ張ります。

柱がぐらつかないことを確認したら、棚受けやビスを使って棚板を柱に固定していきます。

デスクとして使う場合は、天板を柱側面のシェルフサポートやL字金具で支える構造にすると安定感が増します。

有孔ボードを柱の間にはめ込めば、視線を遮る面としてだけでなく、フックを使った小物収納の役割も持たせられます。

💬 コラム

「自宅にちょっとした作業スペースが欲しいけれど、本格的な家具を買うのはためらう」というとき、強い味方になるのがラブリコなどのつっぱり式DIYパーツです。賃貸でも壁を傷つけず、手軽に柱を立てておしゃれな棚やデスクスペースを作ることができます。

作業自体は、電動ドライバーが1本あれば初心者でもスムーズに進められますが、1点だけ妥協してはいけないポイントがあります。それは「棚板の水平調整」です。床の目立たないわずかな傾きのせいで、せっかく作った棚が斜めになってしまうトラブルは、DIYで非常によく起こります。組み立ての際は焦らず、水平器を使って何度も傾きをチェックしながら、丁寧に柱の位置やアジャスターを調整していくのが綺麗な仕上がりの秘訣です。

さらに、DIYを無理なく楽しむためのコツは「時間の予算を多めに見積もる」ことです。週末の限られた時間で慌てて完成させようとせず、土曜日に対象スペースの計測と柱の設置、日曜日に棚板の取り付けと微調整を行うなど、工程を分散させることで体力的な負担を抑えつつ、妥協のない満足のいく空間を作ることができます。

【ステップ3】天板を固定し高さと水平を調整する

デスクとして使う天板は、厚み3cm前後のものを選ぶとぐらつきにくく安定します。

座ったときの高さは、椅子に座って肘が90度程度に曲がる位置を基準に決めるのが目安です。

一般的なデスクの高さは70cm前後ですが、40代以降は姿勢の崩れが腰や肩の負担につながりやすいため、実際に椅子に座って微調整することをおすすめします。

すべてのビスを締めたあとは、アジャスターの突っ張り具合を再確認し、上から軽く体重をかけてぐらつきがないか最終チェックを行いましょう。

ラブリコを使った間仕切りDIYの完成イメージと寸法目安

賃貸の40代でも安心な原状回復のポイント

ラブリコ・ディアウォールの最大の利点は、壁や天井、床に穴を開けずに柱を固定できることです。

とはいえ、突っ張り部分の設置圧が強すぎると、天井のクロスや床材にわずかな跡が残ることがあります。

設置面には保護パッドやフェルトシートを挟み、定期的に突っ張り具合を確認しておくと安心です。

退去時は柱を外すだけで原状回復が完了するケースがほとんどですが、契約前に管理会社へ突っ張り式DIYの可否を確認しておくとトラブルを避けられます。

注意点

  • 天井の材質によっては強い突っ張り圧で跡が残ることがある
  • 設置前に必ず賃貸契約書やオーナーへの確認を行う
  • 耐荷重を超える棚や家電を載せない

40代の自宅ワークスペースDIYで防音性を高めるグッズの選び方

間仕切りができたら、次はオンライン会議や電話の音漏れを抑える防音・吸音グッズの選び方を見ていきましょう。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

防音・吸音グッズの選び方

  • 吸音パーテーションで音の反響と生活音を抑える
  • 簡易防音ブースでオンライン会議の音漏れを防ぐ
  • 防音・吸音グッズを選ぶときに40代が気をつけたい注意点

吸音パーテーションで音の反響と生活音を抑える

デスク周りに設置する吸音パーテーションは、声の反響を抑えて聞き取りやすくする効果があります。

VaRoom 防音パーティション 吸音性デスクディバイダーのように、デスクへクランプで固定できるタイプなら、床置きパーテーションより省スペースで設置できます。

吸音パーテーションは音を完全に止めるものではなく、音の反響や広がりを軽減するアイテムだと理解しておくことが大切です。

オンライン会議の相手からの聞こえ方を改善したい場合は、声の反射源になりやすいデスク前面や側面に設置すると効果を感じやすくなります。

簡易防音ブースでオンライン会議の音漏れを防ぐ

より本格的に音漏れを防ぎたい場合は、卓上に設置できる簡易防音ブースという選択肢もあります。

卓上簡易防音室 折りたたみ組み立て式ブースのようなタイプは、天板付きのデスクごとすっぽり囲える設計で、リビングの一角でもオンライン会議中だけ集中空間を作れます。

使わないときは折りたたんで収納できるため、家族と共有するリビングでも生活動線を邪魔しにくいのもメリットです。

ただし、密閉度が高い分だけ夏場は熱がこもりやすいので、扇風機やサーキュレーターを併用すると快適に使えます。

防音・吸音グッズを選ぶときに40代が気をつけたい注意点

防音・吸音グッズを選ぶときは、性能表示の数値だけで判断しないことが重要です。

製品によって効果を測定した条件が異なるため、口コミやレビューで実際の設置環境に近い声を確認しておくと失敗が減ります。

また、40代は体力の低下も踏まえ、組み立てや折りたたみが重労働にならない重量・構造の製品を選ぶこともポイントです。

注意点

  • 「防音」と「吸音」の違いを理解してから製品を選ぶ
  • 設置・撤去にかかる重量や手間を事前に確認する
  • 密閉度の高いブースは換気・熱対策もセットで考える

40代の自宅ワークスペースDIYに関するよくある質問

Q:賃貸でも壁や床を傷つけずにワークスペースをDIYできますか?

A:ラブリコやディアウォールのような突っ張り式パーツを使えば、壁や床に穴を開けずに柱を立てられます。設置前に管理会社やオーナーへ念のため確認しておくと、より安心して取り組めます。

Q:DIY初心者でもラブリコを使った間仕切りは作れますか?

A:電動ドライバーの基本操作ができれば、棚程度の簡単な間仕切りは初心者でも十分に作れます。デスクや収納まで一体化させる場合は、水平調整に手間がかかるため、半日〜1日ほど余裕を持って取り組むのがおすすめです。

Q:防音対策だけで家族の生活音は気にならなくなりますか?

A:吸音パーテーションや簡易防音ブースは音の反響や漏れを軽減できますが、生活音を完全に消すものではありません。間仕切りによる視線対策と組み合わせることで、体感的な集中しやすさは大きく変わります。

Q:DIYワークスペースの費用相場はどれくらいですか?

A:パーテーションのみなら5千円〜2万円程度、ラブリコ・ディアウォールを使った造作間仕切りなら1.5万円〜3万円程度が目安です。防音・吸音グッズを追加する場合は、別途1万円前後を見込んでおくとよいでしょう。

まとめ

40代の自宅ワークスペースDIYは、完全な個室化を目指すのではなく、家族の気配を程よく残しながら集中できる環境を作ることがポイントです。

パーテーション・カーテン・ラブリコやディアウォールという3つの仕切り方法には、それぞれ費用も防音性も異なる特徴があります。

そこに吸音パーテーションや簡易防音ブースを組み合わせれば、リビングの一角でも十分にオンライン会議へ集中できる空間が作れます。

まずは今のリビングを見渡して、家族の動線を邪魔しない「程よい距離感」を作れそうな一角を探すところから始めてみませんか。