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40代は運動しないとどうなる?運動するメリットと恐ろしいリスクとは?

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40代の男性

最近まったく運動していない…。このまま運動しないとどうなるの?

運動不足は長期的な健康への影響をもたらすというのは、以前から言われていることです。

40代で運動をしないと、一体どのようなリスクが考えられるのでしょうか?

今回は、運動をしないことで生じるリスクと運動するメリットやコツについて解説していきます

気になる方は、ぜひご一読ください。

40代で運動をしないことのリスク4つ

40代で運動をしないことのリスクは、以下のとおりです。

40代が運動しないリスク
  • 慢性疾患の発症リスクが高まる
  • うつ病のリスクが高まる
  • 疲れやすくなる
  • 仕事の効率が下がる

それぞれ解説していきます。

慢性疾患の発症リスクが高まる

40代で運動をしないと、なぜ慢性疾患のリスクが高まるのでしょうか。

加齢の影響もあり、40代から体の健康が損なわれ始めることを理解することが重要です。定期的な運動は体力と持久力の強化に役立つので、このプロセスにある程度対抗することができます。

また、運動不足は動脈プラークの蓄積を招き、心血管疾患や冠動脈疾患などの慢性疾患のリスクを高めます。

さらに、運動不足は、がん、肥満、糖尿病といった他の疾患にも直接的に関連しています。

40代の運動不足は、栄養の偏りや姿勢の悪さから、胃腸障害や関節炎などの慢性疾患につながる可能性があります。

とくに座りっぱなしのライフスタイルは、体からカロリーを消費する本来の力を奪ってしまいます。その結果、高血圧や糖尿病などの代謝性疾患を発症するリスクが高まります。

つまり、40代で定期的に運動をしないと、様々な慢性疾患にかかる可能性が高くなるのです。

うつ病のリスクが高まる

年齢を重ねるにつれて、体の動きが鈍くなり、運動を続けることが難しくなってきます。

運動はストレスを軽減する主な要因であることがよく知られているため、運動をしない人はストレスホルモンのレベルが高くなり、慢性的なストレスや、うつ病のリスクが高くなる可能性があると考えられます。

運動をしている人は、エンドルフィンが分泌されやすく、気分を高揚させ、生活の質を高めることができるます

運動は自尊心や達成感、コントロール能力を向上させる可能性があり、悲しいという感情に対抗するための素晴らしい方法となります。

疲れやすくなる

運動することに慣れていない身体は、運動量の増加に身体を適応させるために、すぐに疲れてしまうものです。

一方、活動的で定期的な運動を続けていれば、肉体的にも精神的にも効果を実感することができます。定期的な運動は、特に高齢者の疲労防止に役立ちます

循環器系の健康を改善し、体への酸素摂取量を増やし、毒素を排出することで、エネルギーレベルと活力を向上させることができるからです。

40代の方は、定期的な運動を欠かすと、疲労感が増すとともに、エネルギーやパフォーマンスが低下する恐れがあります。しかし、運動を始めるのに遅すぎるということはありませんし、運動をすることで体をリラックスさせ、リフレッシュさせ、疲労を予防することができます。

仕事の効率が下がる

40代で運動しないと、なぜ仕事の効率が悪くなるのか?定期的な運動は、心身の健康を維持するために不可欠です。

特に40代の方は、運動不足になりがちです。

運動不足になると、疲れやすくなったり、全身の疲労を感じるようになり、反応速度が遅くなったり、仕事のパフォーマンスが低下する可能性があります

集中力、覚醒度、精神的な鋭さの向上など、全体的な健康と幸福を維持するには、体を動かすことが最適であることは科学的に証明されています。

40代で運動を継続する5つのメリット

40代で運動することのメリットは次のとおりです。

運動するメリット
  • 体力や筋力の維持
  • 慢性疾患の発症リスクを抑える
  • ストレス・不安・うつの軽減
  • 病気への抵抗力を高められる
  • 集中力を高められる

それぞれ解説していきます。

メリット1.体力や筋力の維持

運動は健康的なライフスタイルを送る上で欠かせないものですが、年齢を重ねるにつれてその重要性はさらに高まります。

定期的に体を動かすことで、年齢に関係なく、誰でも筋力と体力を維持することができます

40代になったら、筋肉を強化するために正しい種類の運動をすることが大切です。筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、より効果的な筋力トレーニングが可能になります。

筋力トレーニングや有酸素運動を日課にすることで、筋力と筋肉を維持するという目標を達成することができます。

メリット2.慢性疾患の発症リスクを抑える

健康的な習慣を確立し、定期的な運動を心がけることで、心臓病、糖尿病、がんなどの慢性疾患の発症リスクを低減できます

研究によると、体を動かしている人は、座りっぱなしの生活をしている人に比べて、慢性疾患すべてのリスクが低いことが分かっています。

さらに、定期的な運動は、高コレステロール、高血圧、脳卒中など、他の病気の発症リスクも低減させることができます。

メリット3.ストレス・不安・うつの軽減

運動が心身によい影響を与えることは、これまでにも何度も証明されています。

40代にとって、運動はメンタルヘルスを管理し、調整する上で最も重要な要素です。専門家によると、運動は気分を向上させ、ストレスを軽減させるそうです。

運動するとエンドルフィンが分泌され、幸せホルモンであるセロトニンがより多く体内に入ります

メリット4.病気への抵抗力を高められる

運動は、脳卒中や特定のがんのリスクを下げ、関節炎や骨粗しょう症などの骨関連疾患の軽減にも役立ちます。

運動が予防医学と健康全般における最も強力なツールの1つであることは、不思議なことではありません。

定期的な運動はストレスの軽減とエネルギーレベルの向上にも役立つので、若々しく、自信を持ち、寿命も延ばします。

メリット5.集中力を高められる

定期的な運動は、集中力を高める効果があることが研究により明らかにされています。

40代で運動をすると、身体的持久力を利用して、精神的パフォーマンスの向上に関連する脳の領域を活性化する機会が得られます。

健康的な食生活の一環として、有酸素運動や筋トレをすることで、脳への酸素の流れが良くなり、集中力が高まることが期待できます。体を動かすと、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィンが分泌され、やる気、注意力、健康全般に影響し、脳の各半球の格差が小さくなります。

さらに、体を動かすことで、時間を消費しているネガティブな考えや問題から意識を遠ざけ、リラックスして頭を整理し、目の前のタスクに集中する時間を作ることができます。

40代から運動を始めるためのポイント

これまで定期的に運動していなかった人も、今からでも遅くはありません。

ここでは、40代から運動を始めるためのいくつかの戦略をご紹介します。

ポイント1.ゆっくり始めよう

運動を始めるときは、体を痛めたり、燃え尽きたりしないように、ゆっくりと始めることが大切です

運動の強度と時間は、時間をかけて徐々に増やしていきましょう。有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチなど、適度な運動を定期的に行うことは、運動習慣を成功させるための強力な基礎となります。

さらに、友人とジムに行ったり、グループレッスンに参加したりすると、活動的で一貫性のある生活を送るための動機付けになります。

ポイント2.定期的に運動する時間を決めよう

齢を重ねるにつれ、定期的な運動が重要であることは周知の事実です。

運動は肉体的、精神的、情緒的な健康に大きな効果をもたらし、継続的に行えば、老化のプロセスを遅らせることさえ可能なのです

さらに、適切な運動計画を立てれば、見た目の美しさだけでなく、体力も向上させることができます。

運動のための定期的なスケジュールを立てれば、わずか数カ月で効果が現れ始めるでしょう。

私の場合、1日2回のウォーキング、ヨガまたは筋トレ、ジョギングやエアロバイクなどの有酸素運動することで、心身ともに体調がよくなりました。

ポイント3.自分が楽しめる運動を選ぼう

大切なのは、自分にとって楽しいと思える運動を見つけることです。

嫌々やっても長続きはしません。毎朝の犬の散歩、スポーツチームへの参加、ダンス教室など、どんなことでも構いません

ウォームアップとクールダウン、軽いストレッチを忘れずに行い、体の声に耳を傾け、必要に応じて休息をとることも大切です。

まとめ

この記事では、40代で運動しないとどうなるのか?

運動しないことのリスクや運動するためのポイントについて解説しました。

40代で運動をしないと、慢性疾患やうつ病のリスクが高まるだけでなく、疲労感や体重の増加など、数多くのリスクがあります

定期的な運動は、これらのリスクを軽減し、生活の質全体を向上させるのに役立ちます。40代から運動を始めるなら、まずは自分が楽しめる活動を見つけ、ゆっくりと始めることが大切です。

正しい計画を立てれば、定期的な運動はあなたの健康と幸福に良い影響を与えることができます。