- Webライターとブロガーの違いって何?
- 初心者はどちらから始めるべき?
このような疑問に答えます。
Webライターやブロガーとの違い、それぞれの仕事内容や両立するべき理由について詳しく解説していきます。
✅ この記事の信頼性
- 文字単価0.5円から副業Webライターとしてキャリアをスタート
- その後独立してWebライターの仕事のみで3ヶ月で月収45万達成
- 現在はフリーランスのWebライター/ディレクター/エンジニア/として活動中
- Webライター関連の電子書籍を随時執筆中
- ブロガーとしても活動中
この記事を書いている私もWebライターであり、ブロガーでもあります。
両立することで大きなメリットもありますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
目次
Webライターとブロガーの違いとは

ではさっそくWebライターとブロガーの違いについて見ていきましょう。
Webライターの特徴
Webライターは、特定のクライアントからの仕事を受け、その指示に基づいてコンテンツを作成する専門家です。
Webライターは、特定のテーマやスタイルに沿って、情報の正確性と読み手の関心を引くことに重点を置いて書かれた記事を提供することが求められます。
事前に準備された構成ガイドに従い、SEO(検索エンジン最適化)の観点から最適化された文章を紡ぎ出すことが一般的です。記事がクライアントに納品され、承認された時点で仕事は完了します。
こうしたライターが取り組むジャンルは広範にわたり、特定の専門知識を要する場合もあれば、一般的なトピックに関する記事を書くこともあります。
ジャンルや種類についてのより深い理解については、以下の記事で詳しく触れていますので、そちらをご覧いただくことをおすすめします。
またWebライターの仕事を探すには、主に以下の方法があります。
- クラウドソーシングサービス
- SNS
- 求人サイト
この中でも手軽に利用できるのが、クラウドソーシングの以下のサービスです。
私も最初はクラウドワークスやランサーズを使って、副業からWebライターのキャリアをスタートしました。
クラウドソーシングなら仕事のやり取りがサービス内で完結するので、登録しておきましょう。
ブロガーの特徴
ブロガーは独自のブログを通じて、個人的な見解や情報を共有する個人を指します。
ブロガーは自らのペースで内容を作成し、その主題は個人の得意分野や専門知識、興味に基づいています。ブロガーが記事を公開しても直接的な報酬が発生するわけではありませんが、ブロガーのコンテンツが集める閲覧数やエンゲージメントに応じて収入を得るチャンスがあります。
収益化の方法としては、アフィリエイトやGoogleアドセンスのような広告プログラムをブログに組み込むことが一般的です。
こうして定期的に収益を生み出すことができれば、ブロガーはプロブロガーとしての地位を確立し、完全なる独立系コンテンツクリエイターとしてのキャリアを築くことが可能です。
プロブロガーとして成功するには、創造性、独自性、そして持続可能なコンテンツ戦略が不可欠です。
プロブロガーとして有名なのは以下の人たちです。
- マナブさん:https://manablog.org/
- ヒトデさん:https://hitodeblog.com/
- ひつじさん:https://hituji-affiliate.com/
Webライターとブロガーの違いを比較
次にWebライターとブロガーの違いを比較表で見ていきましょう。
ライター | ブロガー | |
収入 | 記事を納品 | 広告による報酬 |
執筆内容 | クライアントの指示に沿って執筆する | ブログのテーマによるが自由に決められる |
作業範囲 | ・構成作成(クライアントによる) ・記事の執筆 ・CMS入稿 | ・構成作成 ・記事の執筆 ・CMS入稿 ・ブログの運営全般 |
おすすめできる人 | ・本業や副業で働きたい人 ・記事の執筆のみやりたい人 | ・コツコツと継続できる人 ・自由に運営したい人 |
Webライターとブロガーの決定的な違いは、クライアントの存在です。
Webライターは基本的にクライアントの指示によって、記事を執筆します。クライアントによっては、構成からWordPressなどのCMS入稿まで請け負う場合もあります。
Webライターは記事を納品すれば仕事は完了ですが、1記事あたりの単価はピンきりです。
誰でもできる仕事ほど安く、難易度が高くて専門性が要するものほど単価が高くなります。
ブロガーの場合はブログの立ち上げ(ドメイン取得、レンタルサーバー契約、ブログテーマ選定)や記事執筆、ブログ運営全般まで行う必要があります。そのため予備知識がないとハードルは高いと言えます。
ブロガーは貼り付けた広告をクリック、または広告から売上が発生することで報酬を得られますが、そもそも記事自体が見られないと報酬は全く発生しません。
ブログを本格的に運営するなら、WebマーケティングやSEOの知識も必要になります。
Webライターとブロガーは、同じライティング業でも大きな違いがあることがわかりますね。
Webライターとブロガーどちらを目指すべき?

Webライターとブロガーの違いはわかったけど、両方目指したほうがいいの?
ここまでで、Webライターとブロガーの違いについて解説しましたが、どちらを目指すべきでしょうか?
結論から言うと両方目指すべきですが、順序があります。
まずはWebライターとして働くことをおすすめします。Webライターから始める理由としては、ライティングスキルを身につけられることが挙げられます。
Webライターはクライアントの依頼によって、記事を執筆しますが、記事を納品すればそれで終わりではなく、納品した記事はクライアントのチェックが入ります。
場合によっては修正が必要な場合もあり、その過程で書き方や誤り箇所など細かいフィードバックをくれる場合も。
複数のクライアントとやり取りすることで、ライティングスキルは確実に身につきます。
ブログは個人で運営するため、編集や構成・校閲も一人でやることになりますが、そもそもWebライティングスキルがないと、独りよがりな文章になってしまいがちです。
そのためライティングのスキルを上げてから、ブログを始めることをオススメします。
Webライターとして技術を磨き、その後ブロガーへと進むのは理にかなった戦略です。この一歩が、より深みのあるコンテンツ作りへの扉を開きます。
Webライターとブロガーを両立するメリットとは

収入源を分散できる
一番のメリットとしては、ライターとブロガーを兼業とすることで、収入源を分散できることです。
ただしブログは難易度が高く収入が不安定です。
ブログを始めてすぐに収入を得られるわけではなく、収益が発生するまで根気よく更新し続ける必要があります。
そのため当面はブログでの収益は期待しないほうが良いでしょう。
ただしブログが軌道に乗って、高単価のアフィリエイト案件で数件申し込みが入れば、月5-10万円を稼ぐことは十分可能です。
またブログは自分の資産になるので、定期的に売上が発生する記事をいくつか作ることができれば、毎月安定した収入も期待できます。
ブログから仕事が広がる可能性も
ブログでそこそこ知名度が上がったり、書いた記事がGoogle検索で上位表示されるようになれば、企業の目に止まって仕事を依頼されることもあります。
実際にこのブログでも、問い合わせをいただいたことが何回かありました。
ブログを営業ツールとしても使いたい場合は、ブログに自分のプロフィールや実績、ポートフォリオを載せておくことをおすすめします。
Webライターのブログってどんな内容を書けばいいの?
ブログはWebライターと違い、基本的にブログに書く内容は自由です。特定のジャンルを専門に扱う特化型でも雑記ブログでもかまいません。
ブログからも収益を得たい場合は、報酬が高いアフィリエイトの分野に特化した内容が良いでしょう。
ただし報酬が高い分野は競合が強く、組織的にメディアを運営している場合も多いです。
そのため初心者がこれからブログを始めて、高単価のアフィリエイトで収益を得るのは非常に難易度が高いと言えます。
雑記ブログならともかく、本格的にブログから安定した収益を得ようとするなら戦略的にキーワードを選定して運営していく必要があります。
ブログでのキーワード選定の方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
ここではWebライターとブロガーの違いをそれぞれ解説しました。
ネット全盛期の今、ライティングのスキルはますます必要になってきます。
Webライターとブロガーを両立できれば、相乗効果で更に仕事の幅が広がり、高い収入も期待できます。