フリーランス

フリーランスとは?仕事の種類/スキル/なり方を詳しく解説!

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そもそもフリーランスとは?どんな働き方、種類があるの?

フリーランスと会社員との違いは?どうやってなるの?

フリーランスに憧れはあるものの、このような疑問をお持ちではありませんか?

この記事を読めばフリーランスの定義、フリーランスという職業、フリーランスと会社員の違い、必要なスキルが分かるようになります

フリーランス歴5年の私が、わかりやすく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね!

フリーランスはおすすめの働き方です。収入アップや時短、自分で意思決定が可能なため、最もワークライフバランスが実現しやすいです。

そもそもフリーランスとは?抑えておきたい基本情報

フリーランスとは?

ここでは、フリーランスとは何か?について解説していきます。

フリーランス白書によると、フリーランスの定義として「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」と記載されています。

フリーランスとは、働き方の形態の選択肢の一つと言えます。

一口にフリーランスといってもその形態もさまざまです。大きく分けて下記の4種類に分類されます。

フリーランスの働き方4つの種類
  • 副業系すきまワーカー
  • 複業系パラレルワーカー
  • 自由業系フリーワーカー
  • 自営業系独立オーナー

「副業元年」と言われた2018年には1,100万人程だったフリーランス人口は、2021年には1,577万人と大幅に増加しています。

参考:ランサーズ 新・フリーランス実態調査 2021-2022年版

フリーランス人口が増加した要因としては、副業解禁や働き方改革の意識が定着してきたことが考えられます。

また、コロナによる変異の影響で通勤から解放され、自由に働く場所を選べる環境が整ったことも増加の要因です。

フリーランスと会社員の違いとは?

フリーランスと会社員との大きな違いは、結んでいる契約の形態の違いです。

会社員は会社に直接雇われていますので「雇用契約」を結びます。これに対して企業から仕事を請け負うフリーランスが結ぶのは「業務契約」です。

会社に雇用されている会社員には、雇用主である企業の手厚い福利厚生を受けられます。法律に定められた社会保険も完備されています。

フリーランスには、福利厚生や社会保障が一切ありません。社会保険も個人で加入する必要があります。

加えて働けなくなった時の保障もありません。会社員とフリーランスとの違いを下記の表にまとめています。

項目会社員フリーランス
健康保険勤務先の健康保険に加入傷病手当金
出産手当金等がある
国民健康保険
雇用保険退職後に雇用保険給付
育児休業給付、介護休業給付
なし
年金国民年金と厚生年金の二階建て
企業によっては企業年金もあり
国民年金
労災保険ありなし
税金手続き基本的に会社が行う
年末調整を自分で行う場合もあり
控除によっては確定申告する必要がある
給与所得控除がある
自分で確定申告経費を計上できる

フリーランスと自営業の違いとは?

フリーランスと自営業には大きな違いはありません。

フリーランスとは「独立した個人が業務を請け負う」といった「働き方」を現した言葉です。

クライアントとなる業務の発注先と、それぞれの業務ごとに契約を交わします。個人のスキルに特化して働きますので、働く場所も自由です。

一方、個人で飲食店や美容室といった店舗を持って商売をしている人などは「自営業者」と呼びます。個人が自ら営む=「自営業者」ですので、フリーランスも自営業に含まれます。

違いは「働き方」です。どちらも税務署に開業届を出しますので、税法上は「個人事業主」です。

フリーランスと派遣の違いとは?

フリーランスと派遣、一見似ているように思われますが大きな違いがあります。フリーランスは「業務契約」を交わした上で個人で仕事を請け負います

派遣の場合は、派遣社員として派遣会社(派遣元)から派遣されて派遣先の企業で働く「派遣契約」を交わします。

一般的な派遣社員は派遣会社に登録し、派遣先の企業が決まれば「派遣契約」を交わします。お給料は派遣元である派遣会社から支払われます。

福利厚生も派遣会社から受けることが可能です。業務については、派遣先の指示に従います。

この他にエンジニア派遣という形態もあります。派遣元の会社のエンジニア社員を他社に派遣する形態です。

エンジニア派遣という働き方は業務を行う場所が派遣先ですが、派遣元の会社と「雇用契約」を交わしている「会社員」です。開業届を出して確定申告を行うフリーランスとは大きく異なります。

フリーランスは確定申告が必要

会社員は給料が振り込まれた時点で、各種社会保険や税金などが既に差し引かれています。これがいわゆる「天引き」です。

税金に関しては控除に個人差がありますので、その旨を年末に会社に届出をします。それを元に、概算で引かれていた税金との差額が年明けの給料と一緒に戻ってきます。これが「年末調整」です。

※「控除」とはお給料の総支給から非課税分の金額を差し引くことです。

会社員は、全ての手続きを「会社」に行ってもらえます。 

一方で、フリーランスは全て「自分で」確定申告を行う必要があります

各クライアントから振り込まれる報酬から、確定申告後に支払う税金を別に確保しておかなくてはなりません。

社会保険も自分で手続きを行う必要があります。

フリーランスの場合、健康保険は国民健康保険に加入します。会社員の場合は、会社が保険料の約半分を負担しています。

国民健康保険は世帯ごとに保険料が決まりますが、会社員に比べて保険料は割高です。

会社員が加入している厚生年金(共済)は、国民年金と厚生年金との二階建ての構造ですが、フリーランスは国民年金のみの加入です。

私がフリーランスになった理由とは?

フリーランスになった理由とは?

フリーランスとして開業したのが今から約8年前。

もともとは大手SIerのSE(システムエンジニア)として働いていました。残業や出張が多く、休日出勤は当たり前、加えて往復2時間以上かけて通勤していました。

そんな働き方を続けていくうちに、段々と今の仕事に不満や不安を持ちはじめました。

  • 通勤に時間掛かりすぎる…
  • 仕事量が多すぎる…
  • 出張が多すぎる…
  • 休日出勤が多すぎる…
  • 無駄な残業が多すぎる…
  • 人間関係が億劫すぎる…
  • 無駄なミーティングが多すぎる…

「このまま定年までこの仕事を続けたくない」
「もっと自分の力で楽して稼ぎたい」

という思いから、フリーランスという働き方が頭によぎるようになってきました。

終身雇用もいつまで続くかわかりません。

新しい学びも少ないので、将来に対する不安も日に日に増してきました。

将来通用するスキルを身に付けないと、まずいことになる…

しかし、フリーランスになることは「収入が不安定になる」という大きなリスクを抱えることになるので、かなりの時間悩みました。

元々下手なりに文章を書くことが好きでした。そのため最初は副業Webライターとしてスタート

しかし、思いの外ライターという仕事はきつく、時給換算で30〜100円な日々が続き早くも諦めかけました…。

ですが、実績を積み上げるうちに徐々に単価も上がり、給料の半分程度を副業で稼げるようになってから思い切って独立。

Webライターとして1年目にやったこと、やるべきことは以下のKindleにまとめています。

今ではWebライター以外にもさまざまな業務を経験し、ほんとフリーランスになってよかったと思っています。

私がフリーランスになって「よかったこと」とは?

フリーランスになってよかったこととは?
  • フリーランスという働き方に興味があるけど不安もある。
  • フリーランスになってよかったこと、よくなかったことって何?

フリーランスという働き方に興味があるけど、

いろいろな不安がよぎってなかなか最初の一歩を踏み出せない…

という人も多いと想います。

ここでは実際に、フリーランスになって「よかったこと」「よくなかったこと」を紹介していきます。

フリーランスになってよかったこと
  • 収入が上がった
  • 不安症が治った
  • 自分で何でも決められる
  • 通勤しなくていい
  • 煩わしい人間関係を回避できる

それぞれ解説していきます。

よかったこと1:収入が上がった

まず、フリーランスになって一番よかったのはシンプルに収入が上がったこと。フリーランスが抱える一番の不安が収入が不安定になることでした。

フリーランスは次の理由で収入が不安定になりがちです。

収入が不安定なる要因
  • 仕事の単価が安い
  • 仕事が途切れる
  • 条件の良い仕事が見つからない

しかしそんな心配は杞憂でした。実績を積み上げれば、クライアントが条件の良い仕事を回してくれるし、露出する場を増やせば、仕事もどんどん舞い込んできます。

結果として3カ月で会社員の頃の収入を超えて、その後も安定して稼げるようになりました。

フリーランスは頑張れば頑張る分収入に直結するのは大きいです。

逆にサボりぐせがある人は収入はなかなか上がりません。

納期ギリギリで追い込みをかけると、質の面でも満足のいくものができませんし、次から仕事をお断りされるなんてこともありえます。

よかったこと2:不安症が軽減した

会社員の頃は仕事や家族・人間関係など、さまざまな不安を抱えて夜も動機が激しくなって眠れないことがよくありました。

しかし、フリーランスになってからは不安症も収まり、夜もぐっすりと眠れるようになりました。

不安症が治った要因として

  • 大きなストレスに晒されていない
  • 規則正しい生活ができている
  • やりたいことがやれているから

があるのかなと思っています。

長時間労働や納得のいかない仕事をやらされると、ストレスを抱えてしまう要員となります。

同じように不安症を抱えている人は、もっと環境の良い職場に転職するか、独立するか検討することをおすすめします。

よかったこと3:自分で何でも決められる

会社員の頃は遅くまで残業当たり前、休日出勤もよくありました。しかも振替休日がろくに取れない状況で、それが当たり前になっていました。

しかし、フリーランスは仕事量も休日も全て自由に決められるのが大きなメリットです。

自分で決められた量の仕事をこなしたら週休3日にしたり、午前だけ働いて午後は休みにするなど自由に決められます。

仕事はここまで終われば明日は休みぞ!

というのをあらかじめ決めておけば、モチベーションアップにつながるし、生産性も上がります。

また、自分で収入計画を立てて実行し、仕事が計画通りに進めば達成感が得られます。達成できなくても、要因を探って改善することで成長を実感できます。

>> フリーランス|今すぐできる目標の設定方法

よかったこと4:通勤しなくていい

会社員の頃は、通勤に往復2時間半以上かかっていました。

今思えば本当に無駄な時間です。

特に朝の通勤ラッシュは結構なストレスですし、こんな状態を今後も続けるのは正直無理…。

フリーランスで特に在宅ワークなら通勤しなくていいし、朝起きてすぐ仕事ができるのも大きなメリットですね

在宅だからといって、家から一歩も出ない生活は運動不足となって不調を起こしやすいので注意が必要です。

運動不足解消のため、毎朝ひと仕事終えたら近くの運動公園で30分ほど歩くようにしています。

よかったこと5:煩わしい人間関係を回避できる

職場の悩みで最も多いのが人間関係と言われています。

「上司に気を使うのが嫌だ」
「話を合わせるのが苦手」
「なんであの人ばかり優遇されてるの?」

などのことから毎日ストレスを感じ、会社に行きたくないと思っている人も多いのでは?

フリーランスなら、人間関係のストレスを極力少なくすることができます。

クライアントとは仕事上のお付き合いしかしないので、人間関係の悩みに直面することはほぼありません。

私がフリーランスになって「よくなかったこと」とは?

フリーランスになってよくなかったこととは?

次にフリーランスになって「よくなかったこと」を紹介していきます。

よくなかったこと1:仕事探しが面倒

フリーランスは当然ながら自分で仕事を探さなけれればいけません。

条件の良い仕事にありつけるかは自分次第です。

地雷クライアントにあたってしまった場合も、自分で対処する必要があります。

私は地雷クライアントにあたったことはありませんが、継続して仕事を依頼したいと言っていたのに音信不通になってしまうことが何度かありました。

また、フリーランスは派遣と同じく、業績が悪化すると真っ先に仕事を打ち切られます。

仕事を打ち切られるとショックがでかいのもありますが、また1から仕事を探すとなると結構面倒です。

よくなかったこと2:キャリアアップしづらい

フリーランスになるということは、なにかしらの得意分野があると思います。

しかし、その分野で同じような仕事ばかりを受けていると、なかなかキャリアアップしづらいです。

フリーランスも自らキャリアアップしている姿勢が大切です

いつまでも同じ仕事に甘んじてしまって、結果収入が上がらなかったり、将来的に仕事がなくなってしまうこともあります。

フリーランスとして今後も働くためには、常に情報収集や新しいスキルを学んでキャリアアップを図っていきましょう。

フリーランスに必要な4つのスキルとは?

フリーランスとして必要なスキルは、次のとおりです。

フリーランスに必要なスキル
  • 自己管理
  • 仕事効率化
  • 営業力・交渉力
  • コミュニケーション

それぞれ詳しくみていきましょう。

目標を達成するための「自己管理」のスキル

フリーランスとして活躍するために一番大切なスキルは「自己管理能力」と言っても良いでしょう。

フリーランスは、当然ながら1人で案件を請け負って仕事する場合が多いです。納期に間に合うように計画を立てたり、遅れた場合はどうやってリカバリするか、など管理能力が問われます。

逆に自己管理ができなければ、フリーランスとしては成功できないと思います。

生活するための収入の目標を立てることも大切です。各種税金や公共料金など、生活するためにいくら必要か逆算して収入目標を決めていく必要があります。

この自己管理能力は経験的に以外と難しく、人によっては集中力が続かなかったり、メンタル面でなかなか作業がはかどらない場合があります。

私が自己管理のスキルを上げるために実践していることは、次の通りです。

自己管理のスキルを上げるためには
  • タイマーアプリなどで時間を管理する
  • 作業中はチャットツールなどはオフにする
  • こまめに休憩を挟む
  • どうしても集中できない場合は他のタスクを実施する
  • 自分を追い込む

予定どおりに仕事を終わらすための「仕事効率化」のスキル

フリーランスはやろうと思えば、いくらでも仕事ができてしまいます。できることなら仕事はサクッと終わらせて、空いた時間は、自分の趣味などに時間を使いたいものですよね。

ですが、だらだらと仕事をしていては、いつまでたっても仕事は終わりません。そのため「仕事を効率化」するためのスキルも必要になります。

仕事を効率化するためには、どの仕事にどれくらい時間がかかっているかを可視化したり、仕事を細かいタスクに分けて作業するなど工夫が必要です。

1日の作業時間を見える化するには、Togglなどのアプリを使うと良いでしょう。

また、面倒なことは先延ばしするクセがある人は、面倒な仕事ほど先に実施する努力も必要です。

作業を効率化するためには
  • 1日の作業をスケジュールに書き込む
  • 作業時間を可視化する
  • 仕事をタスク化する
  • 規模の大きな仕事はプロジェクト化して細分化する

良い条件で仕事を獲得するための「営業力・交渉力」のスキル

より多くの収入を得るためには、クラウドソーシングサービスだけではなく、自分で有力な企業に営業して仕事を得るのも一つの手段です。

企業のホームページには、メールアドレスなどの連絡先が記載しています。気になる企業があったら応募してみるのも良いでしょう。

営業するときは、「自分の得意分野や作業実績を元にどのような仕事ができるか?」を明確に伝えることが大切です。

また、実際に単価の交渉も必要になってきます。

クライアントによっては相場観がわからず、安い単価で依頼することもあります。作業見積もりをだして、妥当な金額で交渉することも大切です。

条件の良い仕事を会得するためには
  • 気になる企業があったら応募する
  • 単価に納得いかない場合は交渉してみる

円滑に仕事を進めるための「コミュニケーション」スキル

クライアントと円滑に仕事を進めるためには「コミュニケーション能力」も必要です。

作業内容が曖昧なまま仕事を進めてしまうと、大きな手戻りが発生して大きな痛手になってしまうことも。

そのため、クライアントの意図は明確に汲み取って作業内容ははっきりさせておく。気になることは些細なことでも確認するなど、意思の疎通を図ることも必要なスキルになります。

クライアントに確認するときは、内容を簡潔にわかりやすく伝えられることも大切です。

仕事を円滑に進めるためには
  • 作業範囲は明確にしておく
  • 気になることはすぐに確認する

フリーランスの稼げる職種とは?

フリーランスの主な職種は次のとおりです。

仕事の種類平均年収
ITエンジニア805万円
Webデザイナー684万円
Webライター405万円
マーケター756万円
動画編集者480万円
校正者636万円

※年収は各フリーランス向け媒体の平均単価から算出しています。以降も同様。

フリーランスとして働くためには、上述したようなスキルが必要です。また、職種によっても専門的なスキルを求められます。

ここでは、フリーランスの稼げる仕事の種類について、職種別に必要なスキルを紹介します。

ITエンジニア

ITエンジニアとは
ITエンジニアの仕事

ITエンジニアとは、IT技術に関わるエンジニアの総称です。ITエンジニアと一言でいっても、さまざまなエンジニアが存在します。

ここでは需要が高い次のエンジニアについて、紹介します。

  • Webエンジニア
  • 組み込みエンジニア
  • アプリケーションエンジニア

ITエンジニアとしてスキルを身につける最短の方法としては、スクールに通うことです。「オンラインで学べるおすすめプログラミングスクール」では、各スクールごとに特徴を詳細に解説しています。

Webエンジニア

必要なスキル

  • Web開発で必要な言語(HTML/CSS・PHP・Ruby・JavaScript)
  • サーバーの知識
  • フレームワークの知識
  • データベースの知識

Web系エンジニアは最も人気があり、求人数も多い言語です。

柔軟な働き方が可能で、リモートワークにも向いています。

組み込みエンジニア

必要なスキル

  • 組み込み系の言語(C/C++・Javaなど)
  • サーバーの知識
  • ハードウェアの知識
  • コンピュータの知識

組み込み系は家電製品や自動車など、電子製品を制御するためのソフトウェアを搭載します。

最近ではIoT(モノのインターネット)関連の需要も増えてきています。

アプリケーションエンジニア

必要なスキル

  • アプリ開発に必要な言語(Java・Kotlin・Swift)
  • フレームワークの知識
  • 開発環境の知識

アプリケーションエンジニアの仕事は、スマートフォン(iPhone、Android)やMac、Windowsのアプリなどの多岐に渡ります。

スキルを習得すれば自分でアプリを開発して販売することも可能です。

Webデザイナー

Webデザイナーとは
Webデザイナーの仕事

必要なスキル

  • デザインの知識
  • Adobe製品の知識(Photoshop、Illustratorなど)

Webデザイナーは、Webサイトやバナー作成、各種広告のデザインなど仕事内容はさまざまです。

近年Web媒体での広告費増大で、今後も成長が見込まれます。しかし、よほどスキルがないと単価は安い傾向です。

そのため、日々新しいスキルやデザインのセンスを磨くための努力も必要です。

Webライター

Webライターとは
Webライターの仕事

必要なスキル

  • ライティングスキル
  • SEOの知識
  • 専門分野の知識

Webライターは、各種Web媒体での執筆を行います。

比較的初心者でも参入しやすく、パソコンさえあれば始められるため、近年Webライター人口は増えてきています。その分年収は開きがあります。(200〜500万円台)

Webライターといってもさまざまなジャンルがありますので、その分野においてある程度の知識は必要です。

Webライターはただ記事を執筆するだけではなく、クライアントが取り決めたレギュレーションの厳守や、検索上位に表示させるためのSEOの知識も必要です。

実績を積めば、高単価の案件も獲得しやすくなります。

マーケター

マーケターとは
マーケターの仕事

必要なスキル

  • データ分析
  • プレゼン力
  • マーケティング全般の知識

マーケターはさまざまな施策や戦略を立案して、売上を上げていく必要があります。

マーケティングを行うには顧客分析やその分野の専門的な知識など、他角度的にさまざまなスキルが求められます。

動画編集者

動画編集者とは
動画編集者の仕事

動画編集者は、YouTubeなどで公開する動画を編集する仕事です。

YouTube市場は年々大きく成長しています。稼げる仕事として動画編集者を推す方も多いです。

フリーランスの動画編集者として本格的に仕事をするなら、動画編集ソフトはAdobe(アドビ)社の「Premiere Pro(プレミアプロ)」がおすすめです。

校正者

校正者とは
校正者の仕事

校正者の仕事は、ライターや作家が執筆した原稿を確認し、一字一句見比べて誤字脱字がないかを確認しながら見つけ出しては、赤字でチェックを入れていくことです。

また、物の名前や企業名などの文字表記ルールの統一性や、フォントやサイズチェックも行います。

フリーランスになるための準備

フリーランスになるための準備とは?

フリーランスはなろうと思えば誰でもなれます

フリーランスとして働くためのプラットフォームが増えてきたこと、認知度の上昇、現代の変異などにより、フリーランスとしての働き方を選択する人も増えています。

  • クラウドソーシングサービスの登場
  • 働き方改革による働き方の多様化
  • リモートワークを導入する企業の増加

クラウドソーシングサービスの登場によって、パソコンとネット環境があれば誰でも仕事を請負うことが可能になりました。

企業もフリーランスに仕事をアウトソーシングしやすくなったことで、需要も増加しています。

また、働き方改革でフリーランスという働き方の認知度も高まりました。フリーランスになりたいと考える人や社内のリソース不足を解消するために、フリーランスに仕事を依頼したいと考える企業も増えてきています。

そのため一昔前に比べると、

フリーランスになるための壁はかなり低くなった!

と思います。

次よりフリーランスになるための準備を「なる前の準備」「なったあとの手続き」をそれぞれ解説していきます。

フリーランスになる前の準備

フリーランスなる前に、実際に準備したことは次のとおりです。

フリーランスになる前の準備
  • 事業用の専用口座の開設
  • 事業用のクレジットカードの申し込み
  • 簡単な事業計画
  • 副業する

目的や目標も無く「とりあえずフリーランスになりたい!」。という人は、失敗する可能性が高いです。

まずは簡単な事業計画を作成して、どんなことをやりたいか?どうやって収入を得るか?そのための方法は?など具体的に考えてみることをおすすめします。

いきなりフリーランスになるのに抵抗のある人は、まず副業から始めてみるのも良いでしょう。私の場合もいきなりなるのは怖かったので、まずは副業で始めました。

実際に副業で初めて見ると仕事のコツも掴めてくるので、どれくらい働けば目標の収入を得られるかも見えてきます。

もちろん自信があるなら、いきなりフリーランスになって活動しても良いと思います。

フリーランスになってからの手続き

フリーランスになってから必要な手続き等は人によって異なります。私は次のことを実施しました。

フリーランスになってからの手続き
  • 健康保険の任意継続
  • 国民年金への切り替え
  • 開業届
  • 各種クラウドソーシングサービスの活用
  • 気になるメディアに片っ端から営業
  • 請求書ソフトの導入
  • 会計ソフトの導入
  • コミュニケーションツールの導入
  • フリーランス向け福利厚生サービスの利用

詳細はこちらの記事でも解説していますので、合わせて参考にしてください。

フリーランスは会社員以上に将来の備えを考えよう

先程述べた通り、フリーランスになったら国民年金のみになります。二階部分の厚生年金がなくなります。

企業年金も、勤続年数が受給資格に満たない時点で退職した場合にはもらえなくなります。つまり、将来受け取れる年金が減ってしまうのです。

会社に手厚く守られている会社員と違って、フリーランスはこれまで以上に将来への備えをシビアに考えておく必要があります。 

ここからは、厚生年金に代わる便利な3つの制度をご紹介します。ぜひ加入を検討されることをおすすめします。

国民年金基金

国民年金基金は、自営業やフリーランスといった国民年金の第1号被保険者が加入できます。国が運営する公的年金制度です。掛け金は全額控除されます。

保険料を負担している現役世代が、年金を受け取ってる世代を支える従来の年金制度とは違って、自分が支払った保険料を自分で受け取れる制度です。

iDeaCo(イデコ・個人型確定拠出年金)

 iDeaCo(イデコ・個人型確定拠出年金)確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。自分で運用先を決められます。

誰でも加入できます。掛け金は全額控除されます。さらに運用益も非課税です。

他の金融機関では利息(運用益)に対して20%課税されるのに比べて税制面でかなり優遇されています。

NISA(ニーサ)

NISAは年金制度ではないのですが、NISA口座での運用益の年間120万円までが非課税です。

フリーランスは積極的に情報を発信しよう

フリーランスは自分の専門性や実績、人となりを理解してもらうために、積極的に情報を発信していきましょう。

情報を発信する手段はnoteやブログがおすすめです。

継続的に情報を発信することで、同業者とつながりを持てたり、採用担当者の目に止まってスカウトされることもあります。

私自身も本ブログの他に、noteTwitterで情報を発信しています。

noteやブログを始めるメリット
  • クライアントからスカウトされやすい
  • 副収入を得られる
  • アウトプットの場になる
  • ポートフォリオの代わりになる
  • 人生が充実する

まとめ

この記事では、フリーランスとは何かについて、わかりやすく解説してきました。

フリーランスは自由に仕事や働く場所を選べます。毎朝決まった時間に起きて、朝の満員電車に乗ることからも解放されます。休日も自分で自由に決めることが出来ます。これらのことは確かに魅力的です。

ですがその反面、会社員には十分に備わっている保障や福利厚生が一切ありません。税金や保険の手続きも全て自分で行う必要があります。

フリーランスになったら、自分の身は自分自身で守ることが必須条件です。

「独立してフリーランスを目指そう!」

と検討している方の参考にしていただければ幸いです。

フリーランス向け電子書籍出版しました!

フリーランスのなり方や税金、継続して働く方法を網羅しています。ぜひ一読ください!

フリーランスになりたい人が最初に読む本

気になるフリーランスの働き方や、税金や節税方法、失敗談などを紹介しています。

フリーランスとして稼ぎ続けるための教科書

フリーランスとして仕事が途切れない方法や、継続して稼ぎつつける方法を紹介しています。