メンタルヘルスに影響を与える要因はさまざまです。
最近では自然との触れ合いがストレス解消に有効であるという研究結果が出ています。その中でも手軽に取り入れられるのが、観葉植物を育てることです。
本記事では、植物を育てることがメンタルヘルスに有効な理由について、詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
植物を育てることでメンタルが安定する7つの理由
植物を育てることが、メンタルヘルスに有効な理由は以下のとおりです。
- 自然との触れ合いがストレス解消になる
- 室内環境を改善する効果
- 自己肯定感を高める効果
- 心理的安定につながる
- 心身のリラックス効果
- インテリアとしても楽しめる
それぞれ解説していきます。
理由1.自然との触れ合いがストレス解消になる
植物を育てることで、自然との触れ合いを得ることができます。
緑の多い空間は心を落ち着かせ、ストレスを解消する効果があります。また、観葉植物の成長や変化を観察することで、マインドフルネスを促進することができます。
理由2.室内環境を改善する効果
植物は、室内の空気を浄化する効果があります。
特に、有害物質や揮発性有機化合物を吸収することで、健康に悪影響を与える可能性のあるものを取り除いてくれます。
また、湿度調整効果もあり、乾燥した室内環境を改善することができます。
理由3.自己肯定感を高める効果
植物を育てることで、成長を見守ることできる喜びや達成感を得ることができます。
また、手入れをして育てた植物が健康的に育つことで、自己肯定感を高めることができます。
理由4.心理的安定につながる
植物の成長や変化を観察することで、自然のサイクルや時間の流れを感じることができます。
これによって、心理的安定につながる効果があります。
理由5.心身のリラックス効果
植物は、その見た目の美しさや、優しい色合いなどから、心身をリラックスさせる効果があります。
また、植物の香りによって、リラックス効果を得ることもできます。
ラベンダーのような香りは、リラックスや睡眠の促進に有効なことが知られています。
理由6.インテリアとしても楽しめる
植物を育てることのメリットとして、観葉植物がインテリアとしても楽しめる点が挙げられます。
観葉植物は、その多彩な葉の形や色、質感などが美しく、空間を彩ります。
また、部屋の様式や色との調和も考慮しながら、適切に配置することで、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。
例えば、リビングルームには大きな観葉植物を置いたり、キッチンにはハーブを育てたり、寝室には癒し効果のあるグリーンの植物を置いたりと、それぞれの部屋に合わせて、観葉植物を楽しむことができます。
オススメの観葉植物の種類
観葉植物には、様々な種類があります。
本章では、室内で育てるのに適した、オススメの観葉植物の種類は次のとおりです。
- ポトス
- ガジュマル
- サンスベリア
- モンステラ・デリシオーサ
- ベンジャミン
- ペペロミア
- フィカス・ベンガレンシス
- パキラ
- カポック
- フィロデンドロン
- ビカクシダ
- ベゴニア
オススメの観葉植物については、以下記事でも詳しく解説しています。
観葉植物を育ててメンタルを安定させよう!育て方のポイント
最後に観葉植物の育て方のポイントを紹介します。
- 適切な水やりが大切
- 日光の量と場所
- 温度と湿度の管理
- 肥料の与え方
適切な水やりが大切
観葉植物に必要な水の量は、種類によって異なります。
一般的に、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。ただし、水を与えすぎると根腐れを引き起こすことがあるので、必要以上に与えないように注意しましょう。
日光の量と場所
観葉植物には、日光が必要ですが、直射日光は葉を傷めてしまうことがあります。
また、室内に置く場合は、光の入り方によって、場所を変える必要があります。例えば、南向きの窓辺に置いた場合は、日差しを遮るカーテンを使用したり、東向きや西向きの窓辺に置いた場合は、カーテンを使わなくても問題ありません。
温度と湿度の管理
観葉植物には、適切な温度と湿度が必要です。
室温が適切であれば、湿度は50%程度が目安です。冬場の乾燥した室内には、加湿器を使うと良いでしょう。
肥料の与え方
観葉植物には、栄養分が必要です。栄養分が不足すると、葉が黄色くなるなどの症状が現れます。
肥料は、成長期に1ヶ月に1回程度与えると良いでしょう。
肥料の量を過剰に与えると、根腐れを引き起こすことがあります。適量に与えるようにしましょう。
まとめ
観葉植物を育てることは、メンタルヘルスに良い影響を与えることがわかりました。
手軽に取り入れることができるので、ぜひ試してみてください。あなたにとって最適な観葉植物を選んで、心身ともにリラックスした生活を送りましょう。